着物の袖は通常「角袖」と呼ばれる形で、袂(たもと)が大きくなり、現代の日常生活では袂をドアノブにひっかけたり(“着物あるある”です、笑)、ビジネスで着物を着用しデスクワークをする方にとっては仕事がしずらいという意見も頂戴いたします。今年7月MXテレビ『プラチナライフ』に出演させていただいたおり、着物の袖の形は、歴史を振り返っても筒袖以外に「船底袖」や「筒袖」があるというお話をさせていただきました。手前ども藤木屋のお店の近く、上野公園の西郷隆盛の銅像の着物も実は「筒袖」の着物です。しかし、現代仕立てる着物の多くが角袖です。そこで、藤木屋はこれまでの筒袖着物を研究し、現代の生活にあった形に寸法を変更し、スタイリッシュに仕上げたのが、今回ご紹介する『ダブルカフス筒袖着物』です。
藤木屋考案の『ダブルカフス筒袖着物』は、従来の筒袖着物の袖丈・袖巾・肩巾の寸法の取り方を改良。着物が全体がすっきり見えるようになります。筒袖になっていることで物を取る時など袂が汚れる心配はありません。そして、これからの冬の時期には嬉しいこととして、洋服のコートが、着物の上からそのまま羽織れることです。これまでの角袖では、どうしても洋服で着用している防寒着を着物の上から羽織ることが難しかったです。筒袖ならば、トレンチコートやPコートなどを羽織って、着物にコーディネートすることができるようになるため、お洒落の幅が広がります。『ダブルカフス筒袖着物』は、まさに着物のルネッサンス(復活・再生)。藤木屋が提唱している『Kimono Biz / 和装出勤』の一つのスタイルとも言えます^^
◆店長・幹助着用の着物 – 書生スタイル –
・スーツ地着物(ダブルカフス筒袖仕様)
・書生シャツ/スタンドカラーシャツ(藤木屋では既製もオーダーメイドも承ります)
・ネクタイ角帯
【参考】YouTube【男着物・着付動画】にて着用の着物は【ダブルカフス筒袖着物】です!!
YouTube：https://youtu.be/rqwuMZBAQQA
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◆上野・藤木屋
東京都台東区東上野3-39-9 松竹ビル1F
TEL 03-5818-6881
営業時間
平 日 11:00-19:00
土日祝 11:00-18:00
定休日 月・火
＊JR上野駅中央改札浅草口徒歩３分
＊東京メトロ上野駅一番口徒歩１分
＊10/2(金),10/3(土),10/10(土),23(金),24(土)は、上野・藤木屋の営業をお休みいたします
◆藤木屋の商品ラインナップ – 男着物&スーツ -
・浴衣&夏着物 7,000円+税〜(浴衣男子で着物男子デビュー、浴衣男子で着物男子を極める)
・浴衣４点セット 12,000円+税〜(浴衣姿に必要な全てが揃います！)
・リメイク男着物 10,000+税〜(女着物を男着物にリメイクしました)
・デニム着物 9,000円+税〜(着物男子の定番がリーズナブルな価格で！)
・スーツ着物 45,000円+税〜(日本製・手縫)
・オーダーメイド・足袋 4,500円+税〜(日本製)
・角帯 3,000円+税〜(日本製)
・オーダーメイド・スーツ 35,000円+税〜(日本製)
・オーダーメイド・シャツ 8,900+税〜(日本製)
◆Kimono Biz協会 – 和装出勤 -
東京都台東区東上野3-39-9 藤木屋内
TEL&FAX:03-5818-6881
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