2017−2018秋冬新作の藤木屋オリジナル『既製筒袖デニム着物』。大変ご好評をいただいており、【着物2・0】時代の着物の新しい潮流になるのではないかと、藤木屋は考えております。株式会社藤木屋・代表取締役社長の藤木屋幹助は、かねてより「着物の上にトレンチコートを羽織ったコーディネートをしたい!」と思っておりました。しかし、トレンチコートは袖が細く、着物の太い角袖を入れることはなかなか難しいのが現実でした。そんな時、藤木屋のお店の近くの上野公園の 西郷隆盛さんの銅像を見て大発見。それは、上野公園の西郷さんの銅像が着ている着物の袖が、洋服のように細かったのです。着物の歴史を調べていくうちに、着物の袖の形は、現在大多数を占める「角袖」以外にも種類があり、西郷さんの銅像が着ているような袖の細い「筒袖」も存在しました。藤木屋幹助は、この昔からある筒袖を研究、かつて存在した筒袖着物を元にして、シルエットを現代の日本にあわせてデザイン。そして、今から二年前の2015年、藤木屋オリジナルの「筒袖着物」が誕生しました。
◆二年という月日をかけて『既製筒袖着物』を縫える職人を探す
2015年に藤木屋で、オリジナルの「筒袖着物」が誕生したものの、当時は、オーダーメイドのみの対応で、すぐにお召しいただける既製品の展開はまだございませんでした。オーダーメイドであるため、既製品の着物に比べて、価格も高くなってしまう状態でした。筒袖着物を既製品化すれば、販売価格は下げることができますが、当然にロットというものが存在してしまいます。二、三年前よりメンズ着物の需要が年々増えてきてはおりましたが、2015年の段階では筒袖着物がどのくらいのお客様に受け入れられるのか未知数でした。また筒袖着物は通常の着物と形が異なり、そもそも既製品として数を縫製することができる縫製工場を探す必要性もございました。2015年から二年の月日をかけて、オーダーメイドで筒袖着物のニーズを見極めながら、また既製品の筒袖着物を縫製できる縫製工場を探しておりました。そこで出会ったのが、なんと「既製ワイシャツ」を縫製している関東の縫製工場です。藤木屋幹助自身、テーラーとアパレルメーカーを経て、メンズ専門店『藤木屋』を立ち上げております。洋服の生地を使って、着物を仕立てることが得意ではございましたが、まさかかつていたアパレル業界の縫製工場で筒袖着物を縫うことになるとは思ってもいなかったです。こちらの縫製工場との縁は、ワイシャツのアパレルメーカーにお勤めのお客様にご紹介いただきました。このように筒袖着物の既製品『筒袖デニム着物』の発売開始にあたっては、様々な方のご協力のもと実現に至りました。『筒袖着物』は、藤木屋の代名詞的アイテムとして、お客様と一緒になって、これからも育てていきたいと思っております。『既製筒袖着物』は、藤木屋の上野のお店にて販売をさせていただいております。是非、上野のお店にお立ち寄りいただき、実際に袖を通してみてください。藤木屋着物男子スタッフ一同、心より皆様のご来店をお待ち申し上げております^^
◆既製筒袖デニム着物- 藤木屋オリジナル -
カラー:インディゴブルー、黒の二色展開
サイズ:S,M,L,LL,3L
素 材:綿100%
価 格:23,000円+税【日本製】
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藤木屋からのお知らせ
◆藤木屋の商品ラインナップ
・メンズ浴衣 7,000円+税〜
・メンズ浴衣四点セット 12,000円+税〜
・デニム着物 9,000円+税〜(着物男子の新定番がリーズナブルな価格で!)
・洗える既製男着物&羽織(上野・藤木屋ではリーズナブルで種類豊富にランナップ!!)
・足袋 900円+税(日本製)〜
・角帯 3,000円+税〜
・下駄 2,000円+税 など
*既製品のメンズ着物のほかに、反物のご用意もございます
http://www.fujikiya-kimono.com/blog/?p=9329