きもの男子という新しい潮流
藤木屋のきもの男子についての記事をまとめてご紹介致します!
きもの男子のススメ vol.1
きもの男子のススメ
スーツ男子、眼鏡男子という言葉が数年前に流行し、書籍まで発売されました。日本人は○○男子とか、○○王子とかいうフレーズが好きなようで、着物もご多分にもれず、着物男子、きもの男子、あと和装男子という言葉をチラホラ見かけます。この三つの言葉の意味は同じです。私ども男の着物 藤木屋は、男の着物を中心に取り扱っているので、まさに着物男子のためのお店であり、このWEBサイトも着物男子のために作っています。私もきもの男子の一人であり、着物男子が一人でも多く増えていくことを日々願っています。
私は浅草を着物姿で歩くことが多いですが、時々、道行く人に話かけられます。「カッコいいですね」「お似合いですね」「落語家さんですか」・・・(笑)。しかし、着物女子は大変です。キモノに関して、女性同士の目というのは厳しいものがあるらしく、着付けの仕方に、いろいろ細かいことを言う人が多いです。その着物男子は楽です。上の世代が女性に比べて着物をお召しにならないので、細かいことを言う人が圧倒的に少ないです。また最近は、キモノの着方も、少しくずれているくらいが粋だという風潮すらあります。そもそも、きもの男子は着物女子と違って、希少価値が高いので、きもの男子は重宝がられることが多いです。そして、男着物の着付けと女着物の着付けとでは違うので、細かいことをいう着物玄人の女性の方も、男着物の着付けについては、あまりよく分からないといったところがあるようです。
さぁ、着物に興味を持った皆さん、着物を気軽に着てみてください。一時間ほど着付けを練習すれば、もうあなたは立派な着物男子になれます。男物は、浴衣を着ることができれば、すぐに着物も着ることができます。帯の結び方も、1つ、もしくは2つ知っていれば十分です。藤木屋はきもの男子を応援いたします。
〜きもの男子に関する記事/藤木屋ブログバックナンバー〜
◆きもの男子(幻冬舎)発売!!もはや写真集です。
きもの男子のススメvol.2
◆「きもの男子」という新しい潮流
キモノ姿で街を歩いていると、「いいわね」「格好いいね」と声をかけて頂くことが多いです。先日、スタイリストとして、着付けをさせて頂いた時は、十代の女子高生とおぼしき女の子達から「かっこいい!」とすれ違うときに言われました。モデルが格好良かったのかもしれませんが(汗)、若い世代には、新しいファッションとして、男着物が見られているような感じもします。
昨年11月に立て続けに男着物に関するムック本が出版されたのも、その現れと言えそうです。一冊は、山崎まさよしさんが表紙の『男を上げる「着物」読本(プレジデント×七緒 ムック)』、そしてもう一冊は小栗旬さんや藤原竜也さんが着物姿で登場する写真集とも言える『きもの男子(幻冬舎)』です。
男着物は、先にご紹介した本の影響もあって、「きもの男子」という言葉で盛り上がりを見せています。私ども男の着物 藤木屋も取材に協力させていただき、きもの男子は年明け早々メディアでも取り上げられる予定です。特に今年はますます注目を浴びるのではないでしょうか。私、藤木屋店長木寺も楽しみです。
男着物・着付け講座 ‐ きもの男子入門 ‐ 開催決定!!
「着物を着たい!でも、着方が分からない」
「着物はあるけど着物の着方が分からない」
「着物も無いんだけど着物の着方を知りたい」
「今年の夏は浴衣で花火を見たい!」
「きもの男子になりたい!!」
という声を多数頂戴しましたので、男の着物 藤木屋では「男着物・着付け講座‐きもの男子入門‐」の開催を決定いたしました。
男の着物の着付けというのは、女性とは違い、非常に簡単です。女性のように何日も着付け教室に通う必要はありません。講座に一回だけ参加していただければ、あとはいつでも一人で着物を着られるようになります。>>詳しくはこちら
きもの男子あるある「噺家(はなしか)さんですか?」
男の着物をお召になって外出される男性の皆さま、知らない方に話しかけられることはないでしょうか?私藤木屋店長木寺の経験からでは「噺家(はなしか)さんですか?」と話しかけられることが一番多いのではないでしょうか?
こちらの内容を藤木屋facebookでつぶやいたところ、多くの方からコメントを頂戴いたしました。「噺家」のほかに「住職、日本舞踊、歌舞伎、大衆演劇、茶道」などの職業や用途で着物を着ていると思われ、話かけられることがあるようです。これらの用途ではなく、まずは「男着物=落語」というイメージの牙城を崩して、「男着物もファッションの一つ」というイメージがもたれるようにもっていきたいです。
→その他の藤木屋のきもの男子、男着物についてのブログ記事はコチラ
きもの男子/男の着物 藤木屋、海外での反響。
MEN IN KIMONOにて取り上げられる。
MEN IN KIMONO という着物姿の男性、つまり、きもの男子の写真を集めて、ネットで公開しているサイトがあります。さしずめ『海外版・きもの男子』英語圏の方が発信されているサイトで、ユーザーのほとんどが海外の着物ファンの方々です。
最近知ったのですが、私ども藤木屋の写真が、こちらで多く取り上げられており、かなりの高い評価を頂いております。藤木屋店長木寺の写真であったり(上記画像など)、藤木屋でスタイリングさせていただいた着物姿であったり、着付けしている様子であったり。MEN IN KIMONOのサイトをさかのぼっていくと、どうも藤木屋設立当初から私どものサイトをチェックしていただいているようで、とても光栄だと思っております。
私ども藤木屋は、特に東京浅草・着物レンタル(English,中文,한국어)で、海外からお越しの多くの外国人のお客様にご利用いただいておりますが、是非こちらのMEN IN KIMONOを通して、男着物の魅力を知っていただき、一人でも多く海外の方に着物をお召いただければと思っております。なお上の写真は、東京浅草・着物レンタルショップの店内で撮影した写真です。
きもの男子(幻冬舎)発売!!もはや写真集です。
『きもの男子』。小栗旬、勝地涼、斎藤工、菅田将暉、武田航平、千葉雄大、福士蒼汰、藤原竜也、牧田哲也、松坂桃李、山本裕典、四代目市川猿之助(敬称略)。このそうそうたるメンバーの着物姿が見れる(もはや)写真集が発売されました。題して 『きもの男子』
。きもの男子好きな女性の方、必見です。ここまでビジュアルに特化した着物男子本は、こちらの本が初めてではないでしょうか。
リアルきもの男子の私としては、四代目市川猿之助さんのお話がとても印象的でした。「せっかく着るなら、もっとちゃんと着てほしい」。私は歌舞伎ではなく、お茶をやるので、比較的崩さずキモノを着る方だと思うのですが、非常に共感いたしました。
あとキモノ屋としての商品的な面では、松坂桃李さんのマントがとても印象的でした。こちらのマントは、着物作家のカワイヨシロウと洋服デザイナーのタイシノブクニのコラボレーションによるもの。タイシノブクニはキクチタケオのデザイナーだったこともある注目のデザイナー。こちらのマントとても、気になったので、取り扱いの表記のあった銀座松屋へ、私行ってきました!!そして試着もしてきました。
実は、こちらのマントは、銀座の着物のショーのために作ったものらしく、世の中に一着しかありません。つまり、松坂桃李さんが撮影で羽織ったマントそのものを私羽織ってしまいました。生地は、毛織物の産地である尾州の今は本当に少なくなってしまった低速織機で織られた生地を使っており、今ではなかなか味わえない肌触りです。リアルきもの男子の方で、コートを探していらっしゃる方は是非、銀座松屋の呉服売場に行ってみてください。マントはこちらの本で使ったもののほかに、もう一着グレーのものがあります。>> 『きもの男子』