着物に持つカバン、袋って迷いますよね。風呂敷を持つにもやり過ぎな感じがしますし・・・。特に男の場合、女ほど小物のラインナップも少なくて、私も相当悩んでました。先日の藤木屋ブログでも紹介した藤木屋Kが自ら縫った東袋、通常だと手持ちの部分は縛って使うのですが、縛ると本体そのものも小さくなり、且つ、男にはちょっと持ちにくく感じていました(男は、女の子のように腕にかけるカバンの持ち方ができないので)。
そこで、東袋に取っ手を付けてみました。それが左の画像の状態です。ただこれだけのことですが、世界が変わります。東袋の容量も大きくなり、なんと小さく畳んだ着物一式が入ります。私、この6,7月と新潟や京都といったキモノの産地に何度か行ってきたのですが、この取っ手付き東袋が大活躍しました。男着物に合う袋であることはさることながら、肩から掛けられるため、ショルダーバックと同じになります。かなり楽です。そして、極めつけが、産地の織元さんなどキモノにたずさわる方々から大好評なのです。ある方から「持っているカバンから、ただ者じゃないな、と思いました」と言われてしまいました。
東袋そのものは、畳んでしまえば、三角形の平べったい布状態になります。携帯用に、他のカバンに入れておくこともでき、着物での長距離の移動ではサブバックにも使えます。ワンランク上の男着物姿、これは東袋にキマリです^^(藤木屋K)
男の着物 藤木屋
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