一見すると、ただのカラス足袋(黒足袋)。しかし黒の発色が従来のそれとは違う。なぜならば黒デニムだからです。今日履いている足袋は、藤木屋の「黒デニム足袋」。昨年開催された【ベスト足袋ニストコンテスト2015】で優秀賞をいただいた足袋です。様々な柄の足袋がコンテストに出品される中、なぜ藤木屋の黒デニム足袋が優秀賞を受賞するにいたったか。それは黒デニム足袋の「開発経緯」と「見えないこだわり」があるからです。
まず「開発経緯」について。ここ数年、着物が注目を集めている中、「デニム着物」が着物ビギナーにも親しみやすい素材として人気です。その人気を受けて、呉服業界も「デニム足袋」を仕掛けようとしたものの、硬いデニム地は足袋のミシンでは縫製がしにくく、また履き心地悪いということから、なかなか商品として上手くいっておりませんでした。そこで藤木屋は、アパレルメーカー・レナウンに勤めていた経験を活かし、足袋にあう柔らかいデニム地を使った『デニム足袋』を開発。履き心地の良い『デニム足袋』を世に生み出しました。それが、こちらの藤木屋の「黒デニム足袋」です。現在、デニム足袋の色は、黒以外にも、インディゴブルーや赤などカラーバリエーションがございます。
そして「見えないこだわり」について。それは「裏地」です。足袋の裏地にこだわるという発想はこれまではあまりありませんでした。しかし、メンズ・スーツではジャケットの裏地にこだわる方々がたくさんいらっしゃいます。見えない部分にもこだわるのが真の紳士のお洒落だと藤木屋は考え、デニム足袋の裏地に、チェックや市松、そして英字新聞の柄を用いています。黒デニム足袋は、赤黒の市松柄の生地を裏地に用いています。
藤木屋は足袋に関して、これまでの活動が評価され、今年2016年2月、NHK『イッピン 伝統のはき心地 でも斬新!~埼玉 行田の足袋~』にてご紹介いただきました。藤木屋のデニム足袋は、NHKも認める【一品/イッピン】となったわけです。藤木屋の足袋は現在も進化を続けており、従来の4枚であることが多いコハゼの数を7枚に増やした「ハイカット足袋」なども製作しております。お洒落は足元から。是非皆様も足袋にこだわってみてはいかがでしょうか^^
◆藤木屋オリジナル・デニム足袋コレクション
価格:4,950円+税(日本製)
色:インディゴブルー、ブラック、レッドなど
http://www.fujikiya-kimono.com/blog/?p=10251
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藤木屋からのお知らせ
◆藤木屋の商品ラインナップ – 男着物&スーツ -
・デニム着物 9,000円+税〜(着物男子の定番がリーズナブルな価格で!)
・既製男着物&羽織 各9,000円+税〜(男着物を気軽にコーディネートできます)
・スーツ着物 45,000円+税(日本製・手縫)〜
・足袋 980円(税込,日本製)〜
・角帯 3,000円+税〜(日本製)
・オーダーメイド・スーツ 35,000円+税〜(日本製)
・オーダーメイド・シャツ 8,900+税〜(日本製) など
◆上野・藤木屋
東京都台東区東上野3-39-9 松竹ビル1F
TEL 03-5818-6881
営業時間
平 日 11:00-19:00
土日祝 11:00-18:00
定休日 月・火
*JR上野駅中央改札浅草口徒歩3分
*東京メトロ上野駅一番口徒歩1分
◆藤木屋のこれまでのメディア出演履歴/衣装協力その他
http://www.fujikiya-kimono.com/blog/?p=9329
◆Kimono Biz協会 – 和装出勤 -
東京都台東区東上野3-39-9 藤木屋内
TEL&FAX:03-5818-6881
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